本 『向日葵の咲かない夏』
2010.01.24 Sunday
しばらく読書をさぼっていました。別に理由はなく何となくなのですが。この本も田舎からの帰り道に手にしていたのですが読了せず、残りを読みきるのに時間がかかりました。
初めて読む作家です。若い人みたいで、若い読者層に人気があるようです。そのせいか、スト−リの展開のテンポが速く感じました。面白くなかった訳ではないのですが、何か落ち着かない雰囲気も感じて、入り込みずらすったのも確かです。
小学生の男の子の夏休みの物語です。
夏休みに入る終業式の日、休んでいた友達にプリントを届けに行くと、そこには首を吊って死んでいる姿がありました。その友達は、体が不自由な事からいじめにあっていました。近隣で連続していた動物の奇妙な死体の放置とからみあって、男の子は妹と一緒に、死んだ友達の死の真相を突き止めようとします。
読んでいて、状況設定の合わない部分を何度か感じます。読み進んだ終わりの方に理由は分かるのですが、それはそれで、現実感から乖離したふうにも思えました。
ラストは、人によって面白いと感じる人と、「なんだかな」と云う人に分かれるでしょうね。残念ながら私は後者でした。
まあ、最近あまり読まないジャンルの本でした。
私の読後感 ★★★


年末の鹿児島に変える列車の中で読みました。
「せつえん」と読み〔無実の罪をすすぐこと。身の潔白を明らかにすること〕と云う意味だそうです。題名の通り、冤罪と死刑制度を題材にしたミステリ−でした。今年の横溝正史ミステリ−大賞の受賞作です。
作者の人の名前は、よく耳にします。書道家の人だったように思います。
会社で、本の話をよくする人が薦めてくれました。
テレビドラマのシリ−ズや映画にも物語の原作本です。